tm-DIY’s blog

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多くの従業員が、雇用主からの“不当な扱い”に声を上げられずにいる。しかし、仕事においても家庭においても、状況は自分で変えるしかないのだ。不平を言うのは確かにリスクがあるかもしれない。だが、リスクを取らない人よりも取っている人の方が成功していることに、あなたも気づいているはずだ。

しかし、「仕事が恐い」と思わせるような仕事なら、離れるという選択肢もある。多くの人がやっているように、こっそり転職活動をはじめるといい。

ここに、「従業員や彼らのニーズは会社にとって最も優先度が低い」と考えている雇用主が発信している10のメッセージを紹介する。あなたはいくつ心当たりがあるだろうか?

 

 

1. 上司の許可がなければ何もできない程、がんじがらめの人事方針を押しつけてくる。本当にひどい企業になると、以下のようなきわめて不愉快で侮辱的な方針がある。

・家族が死去した際、忌引きを有給扱いにするためには葬儀の告知を提出しなければならない。
・毎年、従業員同士を競わせる人事・報酬評価制度を採用している。


・マネージャーがチームの「優秀」なメンバーの人数を制限する5段階評価を採用している。
・いい大人をわがままな子ども扱いする「出席義務」がある。
・細かすぎる服装規定がある。
・職場で同僚に風邪をうつされた場合でも、それを処罰するような病欠規定がある。

2. 年に1度、従業員意識調査で意見を聞く以外、従業員が仕事や報酬、上司についてどう考えているかを一切聞かない。

3. ほかの企業が何十年も前から取り入れているフレックスタイム制度や在宅勤務制度など、聞いたこともないような姿勢でいる。

4. 従業員の個人的な用事を考慮する気がなく、夜7時や日曜の朝に会議を設定する。

5. 現場監督者やマネージャーには、部下に威張ったり脅したりする“資質”を備えた人ばかりを任命する。

6. 大人らしく、共感を持って問題を解決する代わりに、段階的懲戒や業績改善計画(一定期間内に改善が見られなければ解雇する制度)を使う。

7. 従業員が給与水準について口にするのは犯罪に等しいとし、従業員に支払う給与はできる限り少額に抑える。

8. ちょっとしたことで従業員を懲戒免職処分にする。

9. 会社の業績の進捗や従業員自身のキャリアについて、従業員に嘘をつき情報を教えない。

10. 全ての意思決定を、企業財政への短期的影響に基づいて行う。従業員の福利厚生は重要ではない。

職場をまるで捕虜収容所のように管理する雇用主が変わってくれるのを、ただ待っていることはできない。私たち自身が声をあげ、必要とあれば出て行くことで、彼らを変えなければならないのだ。

昔は、仕事を覚えることがキャリアを築く上での基礎だと思われていた。だがいまや重要なのは新たな仕事に就くことを学ぶことだ。「我々にとってあなたは大切ではない」という雇用主からのメッセージを感じ取ったら、会社に長居すればするほど、あなたはすり減り、委縮していく。それではもったいないではないか。すぐに経歴書を書き直して、次の仕事探しを始めればいい。

世界は広い。今の会社のほかに、あなたの才能を生かすことができる組織は数多くある。あなたをきちんと理解できる人々だけが、あなたにふさわしい会社を探しましょう。